2013年3月1日金曜日

トーニは四角い容器

時々豚のえさ箱として紹介される文様のトーニですが琉球かすりが生産者からきものファンの手に届くまでには問屋や小売店などを介しているうちに文様本来の意味が別の方向に一人歩きします、かすりの道で沿道の塀に描かれている絣の文様は15種類ほどで文様には説明文が付いていますトーニーは沖縄の方言で四角い容器(ようき)芋洗いの箱や、えさ箱、湯船(ユブネ)等で 小絣が二つ耳のように付いている文様(もんよう)は耳付(ミミチキ)トーニーです。
琉球絣

ブリブサー

夜空に輝く星団は経絣(たてがすり)と緯絣(よこがすり)の重なりで地色との対比 を強調して群(ブリ)星(ブサー)を表現します 琉球絣

ティージクンビーマは握りこぶし

にぎりこぶしに似たこの緯絣(よこがすり)は絣と絣の間を つなぐ小絣としてよく用いられます 琉球かすり

トゥイグァアー(鳥小)

二羽で飛ぶ鳥小(トゥイグワー)は琉球絣の中で最も多く用いられる緯絣(よこがすり)の文様(もんよう)で経と緯(たてとよこ)が重なる他の絣とも良く釣り合います
琉球絣

カキジュー OR カキジャー

ナベ等をつるしてかけるもの本土の方では流水と呼ばれる文様(もんよう)ですが沖縄の絣は生活に密着(みっちゃく)した道具の名前が多いです
琉球かすり

ジュウサンムチリー

中心の星を12個の連星が囲むように輪になった経緯絣(たてよこ絣)は地色とのコントラストで調和を表現します
琉球かすり

ハナアーシー(花併せ)

経絣(たてがすり)三筋の切れ間に緯絣(よこがすり)三筋を織り併せて花の形を二つ段違いに並べた文様(もんよう)です

ビックー(鼈甲)

六角形の中に花をあしらった吉祥文様(きっしょうもんよう)で、織り幅に並ぶ鼈甲(べっこう) が小さく数が多いほど長寿(ちょうじゅ)を願う気持ちが込められています
琉球かすり
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