2012年7月4日水曜日

琉球かすり一反を織るにはお蚕様3千頭と百Kgの桑の葉が必要です

整経の後に残った糸大事に使います
一反(13m)を製織するのに桑の葉約100Kgと蚕3千頭必要だそうです 冬物は41cmの筬に隙間が615あり、一つの筬目に左右で2本の 経糸が通されています、蚕さんが吐き出す糸の太さは約3.3デニール(9000mで約3.3gの太さ)髪の毛よりも 細く6〜7本を繰って一揃いの糸を作り約21デニールにし21中と呼び、さらに21中を10本 撚って210デニールの太さにしそこで初めて径糸一本になります なので冬物の経糸には細い絹糸が(6〜7×10)約63.6本撚られています、反物幅の筬目615の左右で63.5×2×615で約78228本の絹糸が一反の経に入っている計算になり、緯糸にも同じ量の絹糸が必要になります。

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