和裁士さん二人が名古屋帯を製作したいとの事で工房に訪ねて来ました、一人はウチナーンチュのAさんと、もう一人は在沖縄暦10年以上の内地の方で色白のTさん、経糸は共同で下ごしらえをし模様を入れず緯糸の絣を其々が製作する、二人の好みの違いも有り染色の段階でAさんは他県から来た色白のTさんよりも彩度が少し高く、明度が低い、二人の肌の色の違いの分だけトーン(色調)の好みがシフトしている様にも思う、もしかして琉球の王族士族のために製作された古典紅型が高彩度なのは沖縄の気候だけではなくウチナーンチュの肌の色とも少しは関係がありそうな気がする。
グラフィックソフトを使用しての図案作成です
一往復で30~40羽程一度に整経します
整経台から手に繰った後糊付けをして糊張りをします
今回針金綜絖を使用しますので仮筬通しです
二人の希望でシルエット風の撮影です
月桃で地染をして地括り気が抜けません
ようやく形が見えてきました一番わくわくするときです
絣の部分は相思樹で染めます。
お太鼓には熱帯魚の群れがおよいでいます。
2016年10月30日日曜日
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