2010年4月13日火曜日

月桃の花が咲きました

白いかんざしのような月桃の花咲くこの丘陵は昭和20年の5月22日に想像を絶する地獄絵でした、沖縄の終戦記念日とも言われる6月23日の約一ヶ月前、沖縄陸軍病院南風原壕群から南部え撤退する際捕虜となる事をけして許されない陸軍の厳しい軍律で重傷者二千人に青酸カリだけを残し他の負傷兵は自力で南部方面に撤退したとの事です。 ゲットウと言えば沖縄では草木染の代表格ですが、学校で習ってきた息子が口ずさんだ歌詞
6月23日 待たず 月桃の花 散りました 
が強烈すぎます





1.月桃ゆれて 花咲けば
  夏のたよりは南風
  緑はもえる うりずんの ふるさとの夏

2.月桃白い 花のかんざし
  村のはずれの石垣に
  手にとる人も今はいない ふるさとの夏

3.摩文仁の丘の 祈りの歌に
  夏の真昼は青い空
  誓いの言葉 今もあらたな ふるさとの夏

4.海はまぶしい 喜屋武(きゃん)の岬に
  寄せくる波は 変わらねど
  変わる果てない 浮世の情 ふるさとの夏

5.6月23日 待たず
  月桃の花 散りました
  長い長い 煙たなびく ふるさとの夏

6.香れよ香れ 月桃の花
  永遠に咲く身の花ごころ
  変わらぬ命 変わらぬ心 ふるさとの夏


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